2012年9月18日火曜日

栄養素の知識(1)

私の知識は、一般的なことの復習と言えるでしょうか。
栄養素といえば、「3大栄養素」です。
1.タンパク質(蛋白質)
2.脂質
3.炭水化物

そして、5大栄養素と言えば
4.ビタミン
5.ミネラル
の2つが、加わります。

かつての栄養学と言えば、カロリーのことが、殆どでした。
私のこどもの頃は、肉やバター等の動物性食品が、身体に良いものと教わりました。
それらの一部は、正しい知識だったと言えます。

しかし、日本の古くからの食材には、これら以外の大切な栄養素を沢山に含んでいたのです。
それが、微量栄養素と言われるビタミン、ミネラル、酵素、食物繊維、機能性成分です。
これらのことを知りうる知識から説明して行きたいと思います。

また、私の知識は、ロジャー・ウィリアムスの唱える「生命の鎖」理論であり、正常分子栄養学に基づくものです。

※マクガバン報告書
フォード大統領の時の医療費の増大は、驚愕するものがありました。
それにより調査が求められました。
1977年のフォード大統領の時に上院に報告された「マクガバン報告書」は、150カ国の食生活から調査した膨大なものでした。
江戸時代の日本の食生活が、理想的な食生活のものであるとしています。
そして、「われわれは愚かで盲目だった、われわれを悩ませるガン・心臓病・糖尿病などの大半の病気は、食事の間違いから起きていた。今すぐに食事を改めなければならない。原因は、食の訪米化がもたらした”食源病”である。間違った食生活を改める以外に、この病気を予防する方法はないとしています。」
その結果、彼は次の上院選では、落選の憂き目にあっています。食品業界、製薬業界からのパージにあった訳です。

日本でもこの報告書から、有機農法が叫ばれるようになりました。しかし、日本では、食品業界や農政省との関わりと言えるでしょうか、これらの食の問題が取り上げられることはありませんでした。
私は、これらのことから、「無作為の功罪」と言えるのではないかと思っています。

2012.09.18
食と健康のインフォメーション
№0002

『食と健康のインフォメーション』ブログの誕生!

那須高原に生まれ育ちました。
学生時代は、応用微生物で藍藻の生体成分を卒論のテーマに選んで、研究しておりました。
特段に研究に没頭していた訳ではありませんが、当時は、クロレラにつづいてスピルリナ・プラテンシスが、脚光を浴びていました。
友人たちは、殆どが食品関係に職を求めていました。

その後は、ホテル業に道を選んで、30年ほど一生懸命に働いたように思います。
家族を養うことで精一杯だったように思います。
その中で、企画担当であったことから、伝統的手仕事に関わって展示や販売等を行う機会がありました。
これらのことは、私の「和美との生活」で述べております。
手仕事専科というネットサイトで下野・会津・津軽の伝統工芸品、民芸品、食品を紹介販売しております。
これが私の一番のライフワークとなります。

最近は、Facebookでいろいろなことに思うままに投稿しておりましたが、「食と健康」については、あまりに知られていないことから、コメントすることが多くなりました。
現在、GDPの約10%即ち30兆円もが、国民の医療関係に掛かる費用となっています。それが、予防ではなく、身体の修復費用に費やされているのです。つまり、病気ということになります。
戦前には、脳梗塞と細菌性の病気が殆どでしたが、現在では、癌や心疾患、脳疾患による病気に取って代わられています。いわゆる生活習慣病と言えます。

1977年のアメリカの上院議員のマクガバン報告によるように「食生活」が原因の疾病と言えます。日本もアメリカの食生活を受け入れたことから、同じような発生になった訳です。
いろいろなことを踏まえながら、時おりテーマに基づいて、コメントして行きます。
よろしくお願いいたします。

2012.09.18
食と健康インフォメーション
№0001